健生会の訪問看護

訪問看護ではご自宅で療養されている方の所に訪問し、病気の相談や観察、身体や心のケアを行います。

年齢層は幅広く、赤ちゃんから高齢者まで担当し、疾患も様々です。

訪問中は利用者の体調管理や入浴・排せつの介助、リハビリや皮膚の処置、癌の痛みのコントロールなどのケアを行い、利用者が療養しながらも住み慣れた家で長く過ごせるように援助しています。

 

健生会では、病院をはじめとして、訪問診療・介護事業所・地域包括支援センター・訪問リハビリ・薬局、そして訪問看護と、多くの職種・事業所が密接に連携し在宅療養を支援しています。

このように、多様な事業所同士で密接な連携をとることができるのも、以前から地域に寄り添い、在宅医療に力をいれてきた健生会ならではです。

実際に、以下のような連携を実践しています。

 

・医師が2週間に1回訪問し体調確認と内服の処方を行う。

・訪問看護は、すべての看護師が同じように対応できるようにチームで話し合いを行う。

・訪問リハは、ご自宅でのリハビリを行い日常生活動作の向上に取り組む。

・ヘルパーは食事や買い物、洗濯、掃除など生活で必要不可欠な部分の支援を行う。

・薬局は薬をカレンダーにセットし、訪問した誰もが薬の管理ができるようにする。

・共有ノート等を活用し、どの職種でも利用者の状態が把握できるようにする。

このように多職種が連携し関わっていく中で、訪問看護師は利用者に一番近い存在として、利用者の「家に帰りたい」「家で安心して過ごしたい」という想いに寄り添い、願いを実現する存在でありたいと思います。

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