私たちのナラティブ
家族として、訪問看護師として
私が訪問看護師を目指したきっかけは、学生時代の訪問看護実習でした。
利用者さんのご自宅で、その方らしい生活を支える看護に触れ、病院とは異なる魅力を感じました。
病院勤務を経験した後、念願だった訪問看護ステーションへ転職しました。
在宅でのケアの方法だけでなく、制度や地域との連携など、学ぶことは多くありますが、利用者さんやご家族とじっくり関わることができることに大きなやりがいを感じています。
私事にはなりますが、今年、離れて暮らしていた祖父が亡くなり、家族として訪問看護を受ける立場も経験しました。
祖父だけでなく、介護を担っていた祖母の不安にも丁寧に寄り添ってくださった看護師さんの存在は、とても心強いものでした。
家族としてその関りを見たことで、訪問看護が利用者さん本人だけでなく、ご家族を支える大切な役割を担っていることを改めて実感しました。
また、訪問という特性上、すぐに対応できない場面もあり、待つ時間の不安や心細さについても考える機会となりました。
この経験を活かし、利用者さんやご家族の気持ちに寄り添いながら、安心して在宅生活を送れるよう支援していきたいと思います。