私たちのナラティブ
訪問看護師インタビュー

当ステーションに就職を決めた理由は何ですか?
訪問看護をしてみようと考えて、病院やステーションのホームページを検索していました。
子育てをしているスタッフも多く、皆で協力しながら仕事をしているところにも魅力を感じ、入職を決めました。
実際に働いてみてどうですか?どのような看護実践ができていますか?
以前、病院内の異動で2年半ほど訪問看護をしたことはありましたが、それ以外は看護師になってからずっと病棟勤務でした。病棟では常に多忙で様々な業務に追われる日々の中で、なんとか患者さんと向き合う時間を作っていました。訪問看護では一人一人の利用者さんと向き合う時間が確保されています。はじめの頃は次の訪問時間が気になり、安全にケアをこなす事で精一杯でしたが、少しずつ慣れてくると、住環境や生活スタイルも含め利用者さんに合ったケアの提供を考えることが出来るようになってきました。
妻が認知症の高齢夫婦のお宅では、夫が妻の介護と家事すべてを担っています。落ち着かないこともあり目が離せず、自分は食事をとる時間もなく、予定通りにいかないことばかりです。でも夫は妻に対して怒りを表すことはなく、常に優しく傾聴の姿勢で対応していました。そんな夫の姿を見て、自分も訪問中は時間の許す限り、気持ちにゆとりをもって穏やかな気持ちで対応するようにしています。認知症の方へのこのような対応の必要性は、病棟にいた頃は分かってはいるけれどもなかなか出来ない事でした。在宅でその方のために与えられている時間があるからこそできることだと思います。今後もその時間を大切に使えるように日々看護にあたっていきたいと思います。
最後に一言
病院以外で働く事は考えられない時期もありましたが今までの経験を糧に、一度病院を離れてみると、そこにはまた違った看護の在り方があることを学び、それがやりがいにもつながっていると感じています。